月別アーカイブ: 2018年2月

経営を数字から考える③~ビジネスモデル~

こんにちは、公認会計士・税理士の国近宜裕です。

今回も前回までの以下の記事の続きです。

経営を数字から考える①~損益分岐点~
経営を数字から考える②~固定費と変動費~

前回までは、収入にはフロービジネスやストックビジネスがあり、
損益分岐点は固定費と変動費率によって決まることを書きました。

では、実際にビジネスモデルをどのように構築していくべきなのでしょうか。
以下、独断と偏見で会計事務所の例を書いてみたいと思います。

①コンサル型

フロービジネスであるコンサル業務(※)を中心に行うビジネスモデル。

一般に時間単価は高く、損益分岐点を超えた場合、大きな利益を獲得することができる。
ただ、稼働が安定しないため、不況の影響を受けやすいため、ハイリスク・ハイリターンといえる。

※例えば、M&Aコンサル・上場(IPO)コンサル、経営コンサル、会計コンサル、内部統制コンサル等

②税務型

ストックビジネスである税務業務を中心に行うビジネスモデル。

一般に労働集約型のビジネスモデルといえ、損益分岐点を超える顧問を獲得するまで時間はかかるが、いったん損益分岐点を超えれば安定的に利益を獲得することができる。
また、稼働が見通せることが多く、不況にも強いビジネスモデルであり、ミドルリスク・ミドルリターンといえる。

③バランス型

①と②をバランスよく行うビジネスモデル。

コンサル業務を行っている公認会計士・税理士の事務所だと、よく見られるビジネスモデル。
税務業務で損益分岐点を達成し、余剰時間でコンサル業務を行っていくというビジネスモデルであり、個人的に目指したいビジネスモデル。
ローリスク・ミドルリターンといえる(?)
(「税務たいへん~」といっている会計士が多いような気がする・・・

以上、独断と偏見でまとめてみました。

個人的には③のバランス型を目指して、コンサルと税務を進めていきたいですが、
①コンサルや②税務に特化した方が、各業務の専門性は高まるので悩みどころではあります。

時には立ち止まってどう進んでいくか考えていきたいなと思う今日この頃でした。

経営を数字から考える②~固定費と変動費~

↑うどん派か蕎麦派かと言われたら蕎麦派ですが、前回と引き続きうどんを食べてきました。

こんにちは、公認会計士・税理士の国近宜裕です。

さて、前回は損益分岐点について書きました。
経営を数字から考える①~損益分岐点~
今回書くのは経営していて②毎月黒字になるのか?という点です。

固定費と変動費

②毎月黒字になるのか?
→結論から言いますと、なりません!!!

管理会計~収入:ストックビジネスとフロービジネス①~

というのも↑で書いた通り、事務所の収益は変動収入が中心ですが、費用は固定費が中心なので。。

収益は月によって大きく変動しますが、
費用は収益と関係なく固定的に発生するので、
収益-費用で計算される利益も大きく変動してしまうのですね。

毎月安定的に黒字にするには、ストックビジネスである税務の割合を増やしていけばいいのですが、一般にストックビジネスは十分に蓄積するまで時間がかかるというデメリットがあるので、安定的に黒字を獲得する体質にするのは中々大変ですね。

そもそも税務顧問中心に業務を展開して安定的な黒字体質にするか、
はたまた税務はそこまで行わずM&A業務を展開してハイリスク・ハイリターンの経営を行っていくかは個々人のスタンスによりますね~。

当面は色々試行錯誤しつつ事務所運営をしていこうかと思います。

確定申告①~スケジュール・提出方法~

↑お寿司!お箸はどこいったのだろう。。
虎ノ門ヒルズのランチです~~。

こんばんは、公認会計士・税理士の国近宜裕です。
すっかり確定申告が迫ってきていますね。

自分の確定申告の準備をしつつも、お客様の申告を始めております。

さて、今回は確定申告のスケジュール・提出方法についてです。

確定申告のスケジュール

簡単にスケジュールを箇条書きすると以下の通りです。

①開業時→(開業届・青色申告申請書(任意)を出す)
②1月下旬頃→国税局から確定申告書用紙が送られてくる
②~③の間→前年(1/1~12/31)の収入や経費を集計し、前年の所得を確定
③2/16~3/15→所得税の確定申告
(厳密に消費税の確定申告は2/16~3/31ですが、所得税と同時が良いです)

1月末くらいには、確定申告に必要なデータは揃いますので、
余裕のあるうちにデータを集計して2/16に提出できると理想ですね。
(といっても後回しにしがちなのですが。。

確定申告書の提出方法

確定申告書の提出方法には以下の3つがあります。

①税務署に提出
②税務署に郵送
③電子申告

どれが一番簡単そうでしょうか??

③の電子申告が簡単な気がしてしまいますが、
電子申告には専用のICリーダー等が必要で準備に意外と手間がかかります。。

なので、個人の方が確定申告する場合、②の税務署に郵送が一番簡単と思われます。

確定申告が煩わしい!という方は、税理士にご相談くださいませ。

今回は簡単にこんなところで。

経営を数字から考える①~損益分岐点~

↑虎ノ門ヒルズ「あんぷく」の黒カレーうどんです。
去年テレビで嵐の誰かが食べてました( `ー´)ノ

公認会計士・税理士の国近宜裕です。
すっかり確定申告シーズンですね。

さて、今回は堅苦しい税務からいったん離れて(?)経営についてです。

①いくら売り上げれば黒字になるの?
②毎月黒字になるの?という点について考えてみたいと思います。

例えば、私の収益・費用が以下の通りだったとします。

・収益
コンサル業務80%
税務20%

・費用
家賃40%(固定費)
税務ソフト・資格維持費用等(以下、維持費用)20%(固定費)
その他経費(旅費交通費や交際費等)40%(40%のうち、固定費が20%、変動費が20%)

損益分岐点

損益分岐点という言葉を聞いたことがありますでしょうか。
損益が0になる売上高のことです。以下の式で算出されます。

損益分岐点=固定費 ÷ (1-変動費/売上)

上記算出された損益分岐点を達成できれば黒字になり、未達であると赤字になります。

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