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節税について②~個人型確定拠出年金iDeCo~

↑トラのもんもサンタ仕様です。今年もおしまいですね。

公認会計士・税理士の国近宜裕です。

さて、今日は節税の続きです。
節税策として有効と考えられる個人型確定拠出年金iDeCoについてです。

最近よく耳にする個人型確定拠出年金iDeCoですが、自営業者はもちろん、サラリーマンでも所得控除が可能であり、節税ができる制度となっています。

基本的に使った方がお得かと思います。

所得控除と税額控除

まず、所得控除と税額控除について説明します。

所得控除は、所得の金額の計算上、一定の金額を控除するものです。
税額控除は、課税所得金額に税率を乗じて算出した所得税額から、一定の金額を控除するものです。

何言ってるんだかわかりませんね(笑)
簡単に言うと、所得控除は税額を計算する上での所得の金額を減らせるのに対し、
税額控除は税金自体の金額を減らすことができます。

税額控除の方がお得だ!程度でいいかと思います。
税額控除でなじみがあるのは住宅ローン控除でしょうか。

所得控除と税額控除の計算例

例えば、以下の状況だったとします。
(イメージ年収700-800万円程度の方)。

前提:給与所得500万円、所得税率最高20%

①何もしない場合の所得税
5,000,000円*20%-427,500円=572,500円

②iDeCoに月23,000円支払った場合の所得税
(5,000,000円-23,000円*12ヶ月)*20%-427,500円=517,300円

③税額控除100,000円
5,000,000円*20%-427,500円=572,500円
572,500円-100,000円=472,500円

③の税額控除のすごさが際立ちますね!

iDeCoのメリット・デメリット

iDeCoのメリットは言うまでもなく節税メリットですね。
ただ、デメリットもあり、原則60歳まで引き出せないというデメリットがあります。

節税メリットは魅力的ですが、原則60歳まで引き出せないというデメリットは中々大きいので、家計が厳しい方は無理してiDeCoに入らない方がいいかなとも思います。

60歳まで貯金をすると決めているなら、iDeCoに入った方がお得。
という感じでしょうか。
(ちなみに端折ってしまいましたが、受け取る時には退職所得or雑所得(年金控除有)がかかりますので。。)

今回はこんなところで。